人とビジネスのいきいきをデザインする

株式会社 昭電 様

従来の昭電イメージから一歩踏み出したアイデアや提案があり、
「人とのつながり」を大切にする昭電ブランドの価値が高められました。
― 「創業60周年コミュニケーション・施策」の企画と実施 ―

  • 支援事例紹介
株式会社 昭電様
  • カンパニープロフィール

    株式会社昭電様は1965年、情報通信時代に先駆け電子計算機用電源装置・電子通信機器の製造・販売と関連工事施工業務を柱に事業をスタートしました。以来、「情報化社会に安全と信頼を提供する」をスローガンに、雷害・地震対策、ネットワーク、セキュリティ、ファシリティの幅広い分野で、社会インフラや人の暮らしを安全に護るソリューションをワンストップでサポートしています。そして2024年10月創業60周年の節目を迎え、未来社会に欠くことのできない「総合安全企業」として、時代の流れを捉えた持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。

    事例概要

    今回の昭電様の創業60周年記念事業では、「価値あるX(クロス)を、確かな安全とともに。」という未来志向のメッセージの下で、社内外に向けた独自のコミュニケーション施策が求められていました。そのなかでタンタビーバは60周年記念のWeb特設サイトをはじめとする全体のコミュニケーション・プランをご提案させていただき、様々なコンテンツ、企業ブランド動画、広報ツール、記念式典の社長プレゼンなどの企画や制作のお手伝いをさせていただきました。特に、昭電様は「60周年記念の活動は、継続的に自社ブランドの向上やエンゲージメントの継続的な強化につながるものにしたい」という強い思いとともに今回の施策に取り組まれました。プロジェクトを推進したお二人にお話を伺いました。

    インタビューへのご協力

    事業推進部 課長 向井雅兼さん
    総務部 柳川萌佳さん
    ※所属部署・役職は、インタビュー当時のものです

    昭電ブランド力の向上とエンゲージメント強化を目指して

    事業推進部 課長 向井雅兼さん

    50周年記念事業でお手伝いしていただいた経験から、
    今回、特にコミュニケーション施策全体の企画・制作をお願いしました。

    向井さん:私とタンタビーバ様の代表である門脇様とは、以前、広報関係の講座で一緒に勉強させていただいたことがあり、以来20年ほどのお付き合いになります。そのご縁があって、50周年記念事業の時に周年記念施策の企画や動画、広報誌、周年史などのお手伝いをしていただきました。その際、社内外での評価がとても高かったこともあり、今回の「60周年記念事業にあたってもぜひご協力ください」とお声がけしました。

    今回の60周年記念で、私たち昭電が強く訴えたかったのは、
    昭電から「未来へのメッセージを発信していく…」ことでした。

    向井さん:今回の60周年記念事業について、特に社長の太田からは「60周年を迎えるに当たっては、昭電ブランドを核にした発信をしたい…」という強い意向がありました。そのなかで周年記念の概念を示すトップメッセージは、さまざまな領域でトランスフォームを続ける時代の流れを踏まえた「価値あるXを、確かな安全とともに。」に決まりました。そこで私たちが伝えたかったことは、「60周年を無事に迎えたことに深く感謝をしている」という想いとともに、社内外に向けて「未来へのメッセージを発信していく」ことにあり、周年記念事業で展開する各コンテンツのコンセプトもここにあります。さらに、こうした昭電の想いを業界や社内に向けアピールしながら、昨今では採用や人材開発への展開がとても重要なテーマでもあるので、柳川が所属する総務・人事面でも役立つ発信の強化を推し進めることも必須だと考えていました。

    柳川さん:私は22年入社ですので、今回の60周年記念事業の仕事は入社2年目から携わってきました。今回の仕事では、リクルーティングの視点からお手伝いし、特に採用活動での社会的なニーズや学生の反応など、いろいろなことを体験できて新鮮に感じられました。

    向井さん:特に周年記念Webサイトに関しては、タンタビーバ様から何回もご提案いただき、その際の資料もすごいボリュームでした。そのおかげで、実際にコンテンツ内容のイメージもしやすかったですね。特集企画やブランド動画などの展開も統一感がありました。全体のイメージづくりが非常に明快で、各コンテンツの中身を見ても、改めて「この情報って、昭電として必要なんだな」という気づきも多くありました。

    「創業60周年コミュニケーション施策」プロジェクト全体を通した企画と実施

    タンタビーバでは、今回の「昭電創業60周年コミュニケーション施策」において、2024年~25年の約1年半にわたり、周年記念の特設Webサイトの開発と各コンテンツ、企業ブランド動画、周年記念コミュニケーション・ブック、さらに60周年記念式典における社長プレゼンの企画・構成など、コミュニケーション施策全体を通したコンセプトづくりからデザインまで、各コンテンツの企画と制作に携わらせていただきました。

    ●創業60周年記念事業コミュニケーション・プラン

    60周年コミュニケーションプラン

    コミュニケーション・プランの企画ポイント

    1)トップメッセージ「価値あるX(クロス)を、確かな安全とともに。」の下で展開する「60周年のコミュニケーション」コンセプトの策定
    ➤コミュニケーション施策を包括するキャッチフレーズ
    ➤周年Webサイトと各コンテンツの企画・制作
    ※コンテンツ・テーマ「人のつながり、人を中心とした企画展開」

    2) 4つのコンテンツ・テーマ「MISSION/INNOVATION/SOLUTION/CHALLENGE」の設定とそれに紐づく各施策の企画・実施
    ➤ブランド動画
    ➤記念式典「社長プレゼンテーション」の構成・シナリオ
    ➤社史編集
    ➤周年記念コミュニケーション・ブック(企画・制作)
    ➤「未来の昭電を考える」ワークショップの開催(運営)

    3) デザインイメージを統一した各種コンテンツの展開
    ➤未来へのベクトルとクロス(X)を表す矢印と赤で展開した印象的なカラーリング

    タンタビーバ様からご提案されたコミュニケーション・プランの
    コンセプトや各コンテンツ、デザイン展開は、全体に統一感があり、
    それぞれに必要なメッセージが込められているなと感じました。

    向井さん:昭電はこれまで5年に1回、周年記念事業をやっていますが、私が周年事業の企画に関わった50周年からは、特に社内外にメッセージを発信して企業ブランドの向上を意識してやってきました。そして今回の60周年についても、そのコンセプトに基づいてタンタビーバ様には60周年の特設Webサイトのコンセプトづくりから特集コンテンツの企画・制作や動画制作、また60周年記念式典の動画やシナリオづくりをお願いしました。さらに広報関係についても、単なる広報誌という位置づけではなく「未来創造ビジネスブック」という新しい視点のコミュニケーション・ツールを開発していただき、リクルーティングを意識したブランドイメージの向上につながる制作物になったと実感しています。

    ●60周年記念特設Webサイト

    60周年記念特設Webサイト

    「世界をまもる。未来へつなぐ。」
    このキャッチコピーは昭電社員の使命感と、
    昭電ブランドが目指す価値観を表しています。

    向井さん:特に今回、60周年のコミュニケーション全体を表す合言葉として「世界をまもる。未来へつなぐ。」というキャッチコピーを開発していただきました。このキャッチコピーは、昭電が「どんな価値を持った企業なのか?」といった社会に果たす使命や責任が込められており、昭電ブランドの役割が分かりやすく表された優れたコピーだと思います。そして昭電で働く社員たちの想いもイメージできる、とても強く印象的な合言葉になっています。今回のこのキャッチコピーはWebの特集コンテンツやブランド動画、記念式典の動画などで、全体のカラーリングと合わせて、赤文字を使った力強い表現で、デザイン的にもとても目立つアイコンになっていますね。

    60周年Web特設サイトと各コンテンツについて

    Webサイトのインタビュー企画やブランド動画…など、
    各コンテンツのイメージの統一感もあり、展開しやすい構成だなと感じました。
    特に、インタビュー企画、“MISSION“”CHALLENGE”は、
    各分野で活躍する社員たちの語り合いは、新鮮で共感できる内容でした。

    60周年Web特設サイトと各コンテンツについて

    向井さん:企画の方向性としていちばん嬉しかったのは、社長も常々言っている「昭電は人とのつながりを大切にしている会社なんだ」という部分で、今回の企画全体を通じて、社員が前面に出て人と関わりのあるストーリーに仕立ててあるところです。MISSIONのクロストークでは部署を超えた人たちの想いが語られ、CHALLENGEのプロジェクトストーリーもそこに関わった人の情熱、人の関係性が表されていますよね。特に「サンダーブロッカーPro」や「ソリューションラボ」は、昭電らしい話題性のあるテーマを社員の言葉で紹介できたことがとても良かったですね。また、この企画に出てもらった社員の人選も良かったですね。柳川さん、その辺の苦労はありましたか?

    柳川さん:そうですね、今回のクロストークのような企画では、若手の想いを上手く聞き出せるような中堅以上の社員と、そういう先輩の前でもちゃんと話せる人…といった組み合わせは意識しましたね。私が普段、社内でいっしょに仕事をしていて、この人だったらトークに出ていただけるかな?と、積極的にやっていただけそうな人に声をかけました。そのなかで、ここに登場した私と同期の社員は、周りの人から「今度のWebに登場していたね」と何人かの社員に言われたと言っていましたね。

    向井さん:この企画に登場してくれた社員は照れ隠しもあるとは思いますが、それなりに嬉しく感じていたと思います。そういうことを含めて社内コミュニケーションのきっかけにもなり、とてもいいことだと思いますね。

    「サンダーブロッカーPro」の記事では、
    エンジニアが技術開発について熱く話し、
    社長の話や昭電魂のようなストーリーも公開できて新鮮でした。

    向井さん:「モノづくりの情熱」など、こうした企画は社内外に啓発できるものなので、すごく良かったと思います。何より60周年という機会に発信できたことに、とても意味があります。特に今回のように「人と仕事」にフォーカスした企画なら、今後もいろいろな方法で配信もできるかな、と感じました。例えば、各事業でいろいろな社員が苦労している話や何かを成し遂げた話などを発信することで、例えばリクルート面でも学生が昭電に興味を持つようなことが生まれるのかもしれません。

    「ソリューションラボ」の内容も、昭電の新しい取り組みとして、
    プロジェクトに関わった社員のナマの声が、強いメッセージになりました。

    向井さん:ここに登場したメンバーは、今をときめくネットワークやセキュリティに携わる人たちで、データセンターや監視カメラの分野などのミッションクリティカルの分野を担っている人たちです。社会インフラに関わる仕事に携わり、問題意識の高いお客様を相手に大きな責任をも感じている。そういう意味で、昭電の社会的な意義も含め、この分野の社員が語り合ったことはとても意味があることだと思いますね。これも昭電ブランドの成長に役立つことは間違いないです。

    ブランド動画について

    今回のブランド動画は、「昭電にはこういう社員が働いているんだな」
    「若い社員もこんな想いを持って働いているんだな」ということが伝わり、
    登場する社員の数も動画の長さもちょうどいい。
    観る人に、いい印象で終われる動画にできましたね。

    向井さん:今まで昭電で作ってきた会社案内の動画は、各事業や製品の紹介をメインにしたものでした。今回のブランド動画は、実際に昭電で働く社員にスポットを当てて、彼らのメッセージから観る人に親近感を持っていただける仕立てになっていますよね。その企画自体が、今までの昭電にはなかったもので「これは、いろんなイベントでも活用できるな」と感じました。特にこの動画を立ち上げた頃から、まさに人材リソースのことが話題になっていたこともあり、そういう状況のなかでこうした動画を創れたことはタイムリーでした。

    柳川さん:この動画は採用の方でも使っているのですが、そもそも今までの昭電の会社や事業を紹介する動画には人が登場していませんでした。就活生から見ると昭電にはどんな人がいるのかよく分らないですよね。そんななかで今回の動画を観ると「あぁ、こんな社員が働いているんだな」というイメージもできるし、「若い社員はこんなビジョンを持って働いているんだな」ということも理解しやすい。実際にいま、会社説明会や研修でも利用しているのですが、登場する社員の数も動画の長さもちょうどいいので飽きずに見てもらえますし、いい印象になっていると感じています。

    向井さん:昭電の事業は固いイメージがあるので、リクルーティングで「昭電ってこんな人が働いている、こんなイメージの会社だよ」って知らせるのは良いことですよね。

    柳川さん:特に若手の社員が明るくメッセージしているのは共感されると思いますね。今回の動画のなかででも社員同士が自然に話しているカットもあって、そういう姿もいいイメージになっています。皆さん、カメラに向かって一方的に話すより、働いている姿に自分の言葉を重ねているので自然体で好感が持てます。

    この動画に出ている社員を観て、普段は会わない他部署の存在や
    社員たちに興味をもつきっかけにもなりました。

    柳川さん:説明会などで、事前に「60周年のサイトでこの動画を見てきました」という学生がいます。そういう学生は「動画に出ている社員の人は、どういう仕事をしているのかな?」と、昭電に関心を持っている人だと思うし、そういう人にアプローチできる動画コンテンツだと思います。動画に登場している社員も若手が多いので、社内でも「この人だれ?」っていう噂も出たみたいです。部署が違うと普段は会わないので、社内の他部署の存在や社員を知る良いきっかけにもなっていると思います。

    60周年記念式典について

    タンタビーバは今回の記念式典においても、
    太田社長のプレゼンテーションのシナリオ構成や
    動画作成のお手伝いをさせていただきました。

    「60周年記念式典」の社長プレゼンテーションとプレゼンテーションの構成

     

     

    ●「60周年記念式典」の社長プレゼンテーションとプレゼンテーションの構成

    向井さん:「創業60周年記念式典」はパレスホテルで開催され、とても多くのお客様がご来場されこれまでになく盛況でした。60周年記念式典について、社長は「いつも以上にしっかりとやりたい」という強い想いを持っていました。特に今回の式典はコロナ禍が明けて以来、社外に向けた最大のイベントでした。また先代の昭吾会長がコロナ禍に亡くなり、そのことを偲び、社長として皆様にきちんとご報告とご挨拶をしたかった…ということと、今後は自分が社長として新たな決意をもってやっていくという意志表明する大切な機会だという意味がありました。私自身もそういう社長の意志を受けて、「そういうことであれば、社長の想いが表される気持ちのこもった式典にしよう、最善を尽くして気持ちよく終われるように」と、力を入れて取り組みました。

    最終段階でタイムリミットが迫るなか、タンタビーバ様から、
    社長のメッセージ全体を分かりやすくした演出構成の提案を受け、
    「あぁ、これならいける!」といいイメージが描けました。
    タンタビーバ様のセンスの良いディレクションで解決できた感じでした。

    向井さん:当初、社長のプレゼンテーションはオープニングからエンディングまで、ずっと一連のシナリオが用意されていて、そこに動画を当て込んでいく感じでした。全体のシナリオ構成も30分以上と長尺だったので、私は「もっとメリハリのある演出にしたいなぁ」と感じていたので、「それならタンタビーバ様に担当してもらおう」ということになりました。そこで、タンタビーバ様から社長のメッセージ全体を分かりやすく分割した構成の提案いただき、オープニング以外はタンタビーバ様にお願いしました。プレゼンテーションで使った動画やそれぞれのパートで挿入されるフラッシュ動画なども細かく作り込んでいただいて、それが非常に効果的でした。

    最終段階でタイムリミットが迫るなか、タンタビーバ様から、社長のメッセージ全体を分かりやすくした演出構成の提案を受け、「あぁ、これならいける!」といいイメージが描けました。タンタビーバ様のセンスの良いディレクションで解決できた感じでした

    多くのお客様から「社長のプレゼンテーションが「立派だった!」
    と褒めていただき、社長本人もとても喜んでいました。

    向井さん:今回は、来場されたお客様もすごく多く、社長のプレゼンテーションも「立派だった」と褒めていただきました。社長はとにかく皆さんから「カッコ良かったですよ」と言ってくださったことが何より嬉しかったようで大喜びでしたね。特に今回のプレゼンテーションはインパクトがすごく強かったので、お客様もすごく印象に残ったと思います。パレスホテルでの式典も華やかでしたし、社長のプレゼンもかつてなく印象的で、いらっしゃった方には総体的に満足していただけたと思います。

    「未来創造ビジネスブック」について

    タンタビーバは、今回の60周年を機に、未来社会に貢献する昭電をテーマにした
    「未来創造ビジネスブック」という、従来の広報誌とは視点の異なる
    コミュニケーション・ツールを企画・制作しました。

    ●コミュニケーション・ツール「未来創造ビジネスブック」

    未来創造ビジネスブック

    今までの昭電のイメージから一歩を踏み出した、新しい世界観がいい。
    未来社会を描いたイラストやカラーリングも可愛らしく、親しみやすさを感じます。

    柳川さん:このブックは、いま弊社の採用活動で学校に配布したり、就活フェアで学生に手渡しています。その場で内容についての説明することはしませんが「未来創造ビジネスブック」というタイトルなので、興味のある人はページをパラパラとめくってくださいます。採用活動の現場では、このブック以外に会社案内などの資料も配布しているのですが、そちらは内容的にも昭電の事業紹介で「固い会社」というイメージがあります。先生もかしこまった感じで会社案内を見られていますが、学生はこのブックはデザインがポップでカラーリングも可愛いらしい感じなので「へー?」という感じで眺めてくれる人は結構いますね。

    向井さん:このブックは、今までの昭電にはない新しいイメージでいいと思いますね。この「未来創造ビジネスブック」は、私たちがこれまで抱いていた昭電のイメージや世界観からかなり飛び出していますよね…(笑)

    「将来、いろいろな課題がある中で、どんな分野に取り組んでいくのか?」
    「どんなビジネスの可能性があるのか?」
    学生や若い人に、「昭電は未来社会をちゃんと見ている企業なんだ」
    ということが伝わるといいなと思います。

    柳川さん:「未来創造ビジネスブック」は、特にちょっと非現実的な世界観もあり、内容を一つずつ見るとまだまだ未知のことも多いけど、「昭電は未来社会のことをちゃんと見て、考えている会社なんだ」ということが伝わるといいなと思います。やはり学生たちに興味を持って見てもらえたら、そこから話題も広がると思います。

    向井さん:このツールは多くの学生や若い転職希望の人に、まず昭電に興味を持ってもらい、昭電の企業姿勢を感じてもらうことが何より重要で、社外の人により広く発信するツールだと思います。

    柳川さん:そうですね。これからの採用活動や社内の研修でもっと積極的に使おうと思っています。今はまだピンポイントでの使い方ですが、Webに掲載したりやオンラインで周知すれば、多分反響も違ってくるのでは?と感じています。

    ワークショップについて

    今回、「未来創造ビジネスブック」のテーマに合わせて、
    若手社員によるワークショップ(WS)をご提案・実施しました。

    向井さん:はじめはWSを経験したことのない人ばかりだから「積極的に話してくれるかどうか心配だ」という危惧もありました。でも実際にやってみると、社員はすぐに現場の雰囲気に溶け込んで積極的に話すようになりましたね。私も、みんなが楽しそうに対話を楽しんでいたのを見て嬉しかったですね。

    ●「昭電の未来を考える」社内ワークショップ

    「昭電の未来を考える」社内ワークショップ

    柳川さん:私も今回のWSに参加したのですが、実は初めて話す社員がいました。自分のグループチームの人は全員知っていたのですが、参加者のなかに社内で話したことのなかった人もいて、今回のWSがきっかけで仲良くなれた人もいます。今後「仕事のことでも相談しやすい人ができたな」という感覚もあって、今回のWSは、世代や職種の違う人と関わることで、社内交流や他部署との理解促進という意味でも、とてもいいことだと感じました。

    向井さん:そうですね。今回のWSでは、仕事の知識量や上下関係を意識する必要はほとんどなかったですからね。テーマも「昭電の未来をイメージする」という意図で、ディスカッションでは個人のアイデアやイマジネーションが問われる。参加する社員の年齢層も若く、こうしたWSはこの世代の研修としてとても適していると思います。決して一過性のものとして終わらせるのではなく、昭電の企業文化の一つとして継続していけたらいいと思っています。

    昭電の企業文化として、こうしたWSを継続できたら素晴らしい…
    たとえば、毎年の新入社員研修で「昭電の未来」といったテーマに
    触れるようになれば、それが昭電の財産として受け継がれていくと思います。

    向井さん:WSは、どのようなテーマであっても社内のいろいろな立場の人が参加して自由にディスカッションできることに意味がありますよね。でも、どうしても社歴が長い人や役職のある人は、ある種の固定概念に縛られている人が多いと思う。そういう意味でWSでは、できるだけ多くの部門の年齢の若い世代が集まって、自分の「仕事への思いや会社の未来」について意見を言い合える機会であることが大切だと思います。

    柳川さん:そうですね。そして自社で開催する際には、やはりWSの企画や進行は今回のように社外のプロのファシリテータの方に依頼するのがいいと感じました。
    向井さん:確かに。WSは参加する人が社内の事情に忖度することなく自由に発言できることが重要ですからね。特に、いま多くの企業が企業理念の策定やその浸透活動、社内のモチベーションアップなどを目的に、タンタビーバ様のようなプロの会社にWSの企画や進行を依頼していると思います。今後、弊社が重要な課題と考えている企業ブランディングの強化に向けても、今回の経験を活かしていきたいと実感しました。やはり、こうしたWSを続けることは、企業文化の醸成にもつながると思います。

    さらなる昭電ブランドの向上とエンゲージメントの強化に向けて

    向井さん:昭電はこれまで、おかげさまで業績的には順調といえるかもしれません。しかし、今後課題となるのは、「人材とリソース」と言えるでしょう。これは他企業でも同様だと思いますが、リクルーティングや社内の人材開発を踏まえた企業ブランディングの強化こそが重要なテーマになります。太田社長が常々言っている昭電ブランドの価値は、仲間と楽しく仕事をして「人とのつながり」を大切にしていくというところにあり、企業の成長はその先にある。人材の定着による事業存続、永続的な発展…が必須となる「承継と人材確保」という、創業時からの信念です。ただ人を増やすのではなく、お互い信頼できる仲間を広げていこう…と。仲間というのは、社員はもちろんパートナー企業であり、より良いリレーションシップを築き、社内外のエンゲージングを高めていける存在です。

    今回の「60周年コミュニケーション施策」では、
    「人とのつながりを大切にしていこう」という想いと、
    今までの昭電から一歩踏み出した新しい発信があり、
    昭電ブランドの価値を改めて強く感じました。

    向井さん:今回のタンタビーバ様から提案されたいろいろなコンテンツを通じて言えることは、全体を通して今までの昭電のイメージからちょっと違う、一歩踏み出した、新しい感じが生まれている…ということですね。Webサイトの各コンテンツ、ブランド動画、コミュニケーション・ツールの一つひとつのデザインやメッセージ、全体を括るキャッチコピーなど、それは、今後の企業発信の新しいモデルになるかもしれないし、こうした刺激は企業ブランドの醸成になくてはならない要素だと感じています。WSも体験し、そろそろ昭電も企業理念や企業メッセージなどを含めた統合的なブランド体系を見直す時期にあるのかもしれません。そういう意味で、今回は成果の見える仕事ができたな、このプロセスを次にブラッシュアップできるといいな、と感じています。

    柳川さん:本当は、今回の周年記念のコミュニケーション施策の時だけではなく、普段から「昭電にはこんな技術があります」「ちょっと新しい取り組みをしています」のようなタイムリーなNews発信を、コーポレートサイトなどで継続できるといいな、とも感じました。そういう発信の継続など、内容・演出を含めて、取り組むのもいいと思いましたね。今後の企業発信の仕方も昭電ブランドらしいスタイルがあるといいですね。

    「世界をまもる。未来へつなぐ。」というメッセージを核に、
    全体のデザインイメージも統一感があり、
    今後の周年記念事業に向けても、とてもいい流れが生まれたと思っています。

    向井さん:タンタビーバ様は、ブランディングについてはとても明るいし、知識も経験も豊富だし、何よりさすがだなと思わせるのはクリエイティブセンスがいいことです!そこにシンパシーを感じる。弊社の社長もデザイン的な部分ではこだわりを持っていて、昭電も自分自身も「カッコ良く見られたい」という願望があります。正直を言うと、そんな私たちの思いに応えてくれる協力会社は、実はそんなに多くないですから。

    柳川さん:今回、私は入社して初めてこの周年事業に携わったのですが「あぁ昭電て、こういうイメージでもOKなんだ」と感じることがありまたね。私が今まで持っていた昭電のイメージは、ちょっと固い地味なイメージがあったのですが、動画やWebの特集コンテンツなど新しい提案をいただいて「ちょっとジャンプした、一歩踏み出したイメージだなぁ、これは伸びしろがあるな…(笑)」と感じました。

    向井さん:今回の一連の仕事を通して、この案件は要望的にもスケジュール的にも「これは大変だな」という時も、タンタビーバ様に頼んでおけば「絶対に上手くいく…」と確信していましたよ…(笑) 当たり前のことですが、私自身、常々信頼できるパートナーでなければ仕事はできないと思っています。今回の60周年コミュニケーション施策は無理難題も多かったですが、私は全然心配はしていなかった…(笑) 仕事量も多く、スケジュールも不規則ななか、タンタビーバ様にはご尽力いただいて感謝しています。

    向井さん、柳川さん、インタビューへのご協力ありがとうございました。

    向井さん、柳川さん、インタビューへのご協力ありがとうございました。